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帰ってきたばい、長崎

中心地から離れた我が家でも街の賑わいをひしひしと感じる、ランタンフェスティバル中の長崎です。
先週末、皇帝パレードが行われ、長崎出身の福山雅治さんが皇帝役に仲里依紗さんが皇后役に扮し、パレードが行われました。

観覧者総数は2万6千人。6.5倍の応募の当選者の方々で沿道は埋めつくされました。
本日のタイトルは福山さんの第一声のお言葉。
「帰ってきたばい、長崎」
「おかえりー」と誰もが思ったでしょう。

実はわたくし、福山さんと同じ中学校を卒業しておりまして、郷土のスターと同じ中学校を出ていることはずっと自慢でした。
仲里依紗さんも画面越しでも(自宅で見ていました)本当に美しく、衣装やメイクによって何色にでも染まり、完璧に「なりきれる」方だと確信しました。

順調にパレードは終了して、その後、出島メッセという会場でトークショーがありました。
Youtubeでの配信を見ていましたが、皇帝、皇后の最後のお言葉に心を動かされました。

仲皇后は「帰るまでが遠足と言いますが、帰るまでどうぞお気をつけて」と(笑)。
長崎でこんなに人が集まることはあまりなく、そのことをご存知だからこそ、みなさんの帰りのことまで心配してくださった。
天候に恵まれ気温も上がっておりましたので「熱中症にならないように」とパレードの最中から沿道に声をかけておられたとか。

福山皇帝は「インターネットが発達してきている中、コミュニケーションが減り他者に対する想像力がかけていると思う。今回、自分たちがクローズアップされているけれど、今日の開催に向けて目に見えている方たちだけの協力ではない。そのご尽力にみなさんの感謝を届けていただきたい。」と。

そして、お二方とも長崎が大好きでどこに居ても長崎出身であることを声を大にして自ら発信されてきたと。
盛り上げるために自分たちにできることをこれからもしていきます、と締めくくっていらっしゃいました。

わたくしも一市民として同じ気持ちでございます。
ここ地元でわたくしにしかできないことを見つけ、努力していく所存です。

田舎だけど田舎じゃない。若い方たちも誇れる街に。
そんな街であって欲しいと思っています。

お二方とも常に謙虚でユーモアにあふれていました。
あぁ、そうかこちらにも勝利の女神さまがいらしたのだ(前述「言葉の力」でも述べました)。
都会でスターになられ大金星をあげられたお二方の言葉は、多くの方の胸にささったのではないでしょうか。

2月も後半に入りました。
毎日がんばっているみなさんに。
今週も良いことがありますように。