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温故知新2 お笑いの世界を例に

振替休日の月曜日。
お休みの方もお仕事の方もお疲れ様です。
本日もやすもとのブログにお越しいただきありがとうございます。

いつも真面目な内容が多いので、いや、本日も大変真面目な内容なのですが「温故知新」のお話を。
昨年、10月のブログでも温故知新について述べました。
「故(ふる)きを温(たず)ね、新しきを知る」と読む論語の一つですね。
「過去のことから学び、新しい知識を得る」という意味です。

わたくしはその意味から派生して「良いものはいくら時を経ても変わらない。新しい時代に合った形にして大事にしていく」とも解釈しています。

私の子どもたちは、幼いころからずっと「ドリフターズ」が大好きです。
現在も昔のコントをゴールデンタイムに放送しているくらいですから、視聴率が良いのだと推測しています。
下の子はおとなしい子で口数も少ないのですが、いつ見ても大爆笑。声を上げて楽しそうに笑います。
お気に入りは録画して時に思い出したように見ては笑っています。

その下の子が幼稚園生の頃、お迎えの後、少し園庭で遊ぶ時間がありました。
私はお子さんたちが楽しそうに遊ぶのを見るのが好きで、いつも木陰で一人でぼーっとしているのですが、
ある日、娘よりも下の学年のお子さんが話しかけてくれました。
「あみだくじって知ってる?」と。
知ってるよーなんて話しながら、木の棒で土の上にあみだくじを書きながらふと、
「♪あみだっくじババ、あみだっくじババ、ひぃて楽しいあみだっくじババ(明石家さんまさんのひょうきん族時代のギャグ)♪」を口ずさんでしまいました。
最初はキョトンとしていたそのお子さんが、その後大爆笑。
なになにーと何人か集まってきて、また口ずさんでみたらみんな大爆笑。

やすもとが人生で一番、たくさんのお子さま方に笑ってもらった瞬間でした。

下の学年は特に若いお母さまたちも多かったので、「なんか『ババッ』っていう言葉の歌をつい口ずさんでしまいまして…」ととりあえず経緯を説明。
知らない方もいらっしゃって、一からまた説明。「うふふ」と笑っていただけたのですが。
昔よりもちょっと気を使う時代になりました。

以上のことから何を述べたいかというと、いつの時代も「良いものは変わらない」ということ。
良い音楽はずっと聞いてもらえるし、良い商品はずっと売れ続ける。
良い言葉はいつの世も人の心に響き、良いお笑いのネタは人をずっと笑わせる。

そうなのだと思います。

時代は変わり、気を付けなければならないことも気を遣うこともたくさんあるけれど、
その時代に沿った形で良いものをずっと残して欲しいと思っています。

わたくしもまたマナーや接遇やコミュニケーションの指導をしていく中で、時代や社会の風潮にアンテナを張り、良いものをアップグレードしていく形でみなさんにお伝えできるよう行ってまいります。

長崎は良い天気になりました。
今週もはじまりましたね。
さぁ、深呼吸して前を向いていきましょう。