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「はじめまして」の方との接し方

暑いですねぇ。台風が来てますねぇ。
今年は西日本に来る回数が少なく、東日本に向かう台風が多いように思います。
西日本にも明日、明後日ころ上陸するようですので、みなさまお気をつけくださいませ。

本日も夏の空で雲がモクモクとしております。
このモクモクとした雲の中はとても揺れます。
冬もまぁ揺れるのですが、夏の積乱雲がいっぱい発生している中は晴れていても揺れます。

「今日も揺れそうだなぁ」

と空を見て時折思います。

客室乗務員の仕事はとても特殊ではじめてお会いする方とフライトする機会が多数あります。
一度きりご一緒して、その後、お見掛けはするもののフライトでは二度とご一緒しなかった方もたくさんいらっしゃいました。

そこで今日は「はじめまして」の方との接し方についていくつかコツを。

①自分から挨拶、名を名乗る
②相手の名前を覚え、きちんと名前で呼ぶ
③アイコンタクト、笑顔を大事に
④話しかけられたら口角を上げてまず対応
⑤天候、グルメ、出身地、趣味などの話題で共通点を見つける

以上、簡単に5点です。

①②については自分の名を名乗ることは相手への責任を表し、相手の名前を呼ぶ事は信頼を表します。
そして挨拶は先手必勝。印象がよくなりますよ。

③④については、恐い顔の方、感じの悪い方には話しかけにくいですものね。
仰々しく笑顔でいる必要はありませんが、口角をあげるくらいは意識してくださいね。

⑤については初対面の話題でおススメの内容です。
特に天候については生活において誰にでも影響あることですので、おススメです。

客室乗務員のなって2年目のころ、12人の客室乗務員が乗る飛行機で同じ課の先輩と初めて隣のポジションになりました。
お見かけしたことはあったのですが、お話するのは初めてで。
挨拶を済ませ、1便フライトした後のこと。
長崎便のフライトだったので、お昼ご飯のときに(基本、お隣のポジションの方と座席に隣同士で支給されたお弁当を食べます)
長崎出身であることを話ました。
そしたら、なんと!その先輩も長崎出身!!
しかも。同じ高校の先輩だったのです!
3歳上の先輩だったので、わたくしが入学する前に卒業されたのですが、だからこそ担任の先生も同じだったりして。

ハードなスケジュールの業務でしたが、お隣の先輩のおかげで楽しく過ごすことができました。

世間は狭い。
そして、話してみると共通点が見つかる偶然も転がっていますよ。

コミュニケーションが苦手な方もできそうな時に、初対面の方と話してみてください。
沈黙を恐れなくともよいです。
無理に話そうとしなくてもよいです。
がんばる必要もありませんが「できるときにチャレンジ」してみてくださいね。

話しかけられたら口角を上げて。
失敗はありませんよ。

夏休み最後の1週間。
家庭のことがありながら働いていらっしゃるみなさま。
あと1週間です。

体調気をつけながらがんばりましょう。