梅雨ですねぇ。
本格的な梅雨ですねぇ。
長崎は雨のイメージが強く情緒深くていいですし、アジサイなんかもとっても綺麗ですしね。
でも、、、やはりカラッと晴れたときにたくさんお洗濯なんかすると気持ちがいいですね。
安定の雨女が言うのもなんですが。
さて、今日は本のお話を。
みなさんは最近、本を読んでいますか?
電子書籍も増えて、電車などで読んでいる方もたくさんいらっしゃいますよね。
我が家には寝室に本棚が二つあるのですが、先日、先に休んだはずの娘のそばに、
わたしが幼い頃読んでいた本が置いてありました。
眠れなくて読みながら寝たのかなと。
そういえば、上の子も気に入ってこの本を手に取っていたなと。
うちの子たちは漫画も含め特に読書が好きではないのですが、
寝る前にその本棚の前で本を探している様子がします。
上記の子どもたち二人とも手に取った私の幼少期のお気に入りの本とは
星新一さんの「気まぐれロボット」
というお話です。
オムニバスでサクッと一話読めてしまいます。
宇宙人の話やタイムスリップの話、はたまた泥棒なんかもでてくるのですが、
これが人間のあさましさとか未熟さ弱さをうまく表現していて
子ども心にもファンタジーの中に教訓のようなものを感じ取っていました。
星さん自体は2000年に入る前にお亡くなりになっているのですが、
その「気まぐれロボット」は1972年に書かれていることがわかりました。
自分が生まれる前の作品を少女時代に気に入って何度も読み、その何十年後、
今度は子供たちがふと手に取って読んでいる。
良い物はいつの世も自然と語り継がれるものなのだなー、と実感しています。
日々忙しさの中でふと自分を離れた空間に置くことができる―それが読書の効果のひとつだと思います。
たまには本を手に取ってみて、1ページ1ページめくってその紙の匂いや重さに手を触れて。
自分を解き放つ時間を。
ちなみに似たようなオムニバスの本で東野圭吾さんの「黒笑小説」も大変おもしろいですよ。
あなたにも長年のお気に入りの本はありますか?
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雨にもマケズ今週もがんばっていきましょう。