コンテンツへスキップ

コミュニケーションとは

その語源はラテン語の「コミュニス」(共有、共通)からきているそうです。

わたくしが仕事としている分野「コミュニケーション」。
その重要性を感じつつも最近生活していると、人と人との関わりが希薄であると実感しています。

こういったご時世ですから、不審者による事件に巻き込まれないようにするため、知らない人と話さないように子供に教えたり、
ビジネスにおける組織内でも無理に付き合わない、必要最低限話さない、アフターファイブは付き合わない。。。
など、少し前に比べると随分人との付き合いもなくなりました。

これは新型コロナのせいだけではないとも思います。

ただ、犯罪に巻き込まれたり必要以上のストレスを抱え込むことはないですから、
時代に合ったコミュニケーションでもよいのだと思っています。

ですが、人との関りがなくなってしまうと、つまり意思疎通の仕方が分からないと
うまく人に思いを伝えることができず、よりストレスが溜まってしまうと思うのです。

組織内においてのミスやエラーが発生する要因のひとつはコミュニケーション不足だと言われています。

CAの仕事のひとつには保安要員という仕事があり、航空機が安全に運航するための業務があります。
安全業務は必ずダブルチェックが行われ、隣のポジションの方ときちんと話をして確認をします。

言い方を変えると、この意思疎通の仕方で安全業務を遂行できるか、はたまた旅客の命に係わる重大なミスにつながるか
ということになるのです。

改めてお伝えします。
コミュニケーションとは

①言葉や表情などを用いて
②相手に不快な思いをさせず
③相手に自分の意図を理解してもらい
④相手の意図を理解すること

です。

人間は「感情」というものも備わっていますから、体調が悪かったり、時には気分が乗らない日だってあるでしょう。

ですが、そんな時でも最低限のコミュニケーションは無理なくできるようになった方がよいと思います。

子どもたちを見ていてもコミュニケーション力がある子とこれから学ぶ必要がある子がいます。
これから世の中はもっといろいろなことが可能になってくるでしょう。
便利な世の中だからこそ、人と話す術を学んで欲しいと思います。

どうか大人のみなさまに。
まだどうコミュニケーションを取ってよいかわからない子供たちに具体的に「褒める」という形でその術を話してほしい。

「いま、こんな風に言われて嬉しかった」
「すごくわかりやすい説明だった」
「いい顔で挨拶できるのね」

と。

そして、皆様方も必要最低限のコミュニケーションが取れるように。
気分が乗らない日があっても良いので。

人と関わるのもそんなに嫌なものじゃない。
心の底から元気が出るような言葉をかけてもらえることだってあります。

そのようなことを今後もたくさんのことに伝えられるよう努力してまいります。

週末忙しかった月曜日。
さぁ、どうやって自分の機嫌を取ろうかと思いながら。
また今週も過ごします。