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マインドフルネス

みなさんは「マインドフルネス」と言う言葉をご存知でしょうか。
東洋におけるヨガや禅がルーツとして考えられており、「瞑想」とも言われています。

その特徴は深い呼吸と共に自身の「今」に意識を向けることにあります。

わたくしは講師として登壇し発信するだけでなく、多面的な視点から自身の仕事に活かせるようセミナーなどには積極的に参加しています。
最近では今月始めとそして昨日と著名な先生方のお話を聞きに行ったのですが、お二方とも共通して冒頭にマインドフルネスをご紹介くださいました。

わたくしは独身の頃は健康のためヨガを習いに行っていたものですから、そこで瞑想、呼吸法など学び心得はありましたが、
結婚してからは日々の忙しさに呼吸法どころか、どのように動けば一日無駄の無い動線で行けるか(笑)と考えるようになりました。

ですが、先生お二方にお会いして瞑想の大切さを改めて知りました。
なるほど。心が落ち着くのです。
お二人の先生のうちお一人は公認心理士の方で「認知行動療法」の一種として瞑想をご紹介くださいました。

効果としては「物事の捉え方、考え方を変え、気持ちをコントロールすること」。

・集中力を取り戻す
・ストレスを軽減する
・前向きな思考になる
・共感力があがる

最後の共感力に関しては、組織において最も大事なコミュニケーションの改善にもつながると考えています。
また、体調の面でも

・血圧を下げる
・心拍数を下げる
・皮膚温度をあげる
・筋肉を和らげる
・肩こりの解消感

などがあげられ、良いことだらけなのです。

リラックスして呼吸に集中すること、簡単に言うとただこれだけなのですが、わたくしが普段取り入れている方法をご紹介します。

①椅子に浅く腰掛ける(背中からこぶし一つ分くらい開けて座る)
②掌は上に向けても下に向けても良い(心地良い方で)
③ゆっくり目をつぶる
④3秒間でゆっくり息を吸う(1,2,3)
⑤少し呼吸を止めて(4)
④6秒間で吐ききる(5,6,7,8,9,10)
⑦何回か呼吸を繰り返した後、ゆっくり目を開ける

ポイントは吸う時は良い空気、新鮮な空気を新たに取り入れる意識で。
吐く時は自分の中の悪い感情をすべて吐き出すつもりで。

僅かこれだけです。
いかがでしょう。試してみた方はいらっしゃいますか?

昨日セミナーを受けた先生は経営学の先生で、ビジネスの場面におけるマインドフルネスについてご教示くださいました。
大手企業では早くから取り入れられており、米国のGoogle社では生産性が20%増加したとか。
日本でもナイキや大和証券グループ本社などでも取り入れられているようです。

以前、ブログにも投稿しましたが「自分の機嫌は自分で取る」。
このことが生きていくうえでとても大事なことだと思います。

アンガーマネジメントにも良いですね。

少し落ち着く時間に。心地よい環境の中で。
ゆっくりとご自身の「今」を意識する。
ただ呼吸にだけ集中して。

是非試してみてくださいね。
今週も良い日々でありますように。