先週の金曜日から昨日まで天皇皇后両陛下と愛子様が長崎をご訪問されました。
一目お会いしたいなーと思っていたら、小学校からご予定のお知らせがあり「近くだし行けそう!」と思い、行ってみました。
少し遅く着いちゃったかなーと思って歩いていたら、まだ人がまばら。
そこから1時間近く待ちました。
着いてすぐ、茨城県警の腕章をつけた警察官のみなさまがにこやかにご挨拶してくださり、とても美しい言葉で安全を守っておられました。
所持品検査ののち順番に並んで、そこから1時間。
素晴らしいなぁーと思ったのが茨城県警のみなさんのコミュニケーション能力。
群衆の楽しい気持ちを欠かないように、優しく「ご協力」をと注意事項をいくつか。
そして、時折、長い時間待っているみなさんへの熱中症対策の声掛け「茨城から応援に来ましたー」とにこやかに。
日焼けした顔にさわやかな笑顔が印象的なみなさまでした。
そして、いよいよ到着の瞬間。
1分前でーす、の掛け声とともに今まで談笑してくださっていた警察官のみなさまが「僕たちは見られませんので僕たちの分まで良い思い出にしてください」とおっしゃってから、沿道に背を向けて群衆の方を向きました。
危険なものを持った人がいないか、怪しい人物がいないか群衆を見張り、急にプロの顔になった瞬間をみました。
ゆっくり我々の前を通ってくださった天皇皇后両陛下はテレビで見る通り穏やかでお優しく、だけど華がおありで。
そして、何よりも愛子様が背もたれからだいぶ体を起こされ、我々からよく見えるように満面の笑みで手を振ってくださったことが印象的でした。
見えないけれど、きっとオーラは淡く優しいピンクだなと 笑
とても可愛らしい方でした。
行こうか迷いましたが、行って良かったとそう思いました。
私が8歳のころ。
東京に住んでいた時、母が両国国技館にお相撲を見に連れて行ってくれました。
その時偶然、昭和天皇がいらしていてそのお姿に子供ながら「すごい人なんだなー」と思ったことを覚えています。
そこに居るだけでつい目を追ってしまう。
そこに居るわずかな時間で忘れられない人になる。
わたくしもまたそのような人になりたいと改めて思いました。
沿道で列に並んでいるとき、目の前にベビーカーに赤ちゃんを乗せたお母さまが居ました。
国旗を赤ちゃんに持たせて写真を撮っておられましたが、撮りにくそうだったので「お撮りしましょうか」と声をおかけして撮らせていただきました。
どうかあのお子さんが大きく健やかに成長されますように。
お母さんと天皇御一家に会いにいったんだよーと。
良い思い出となりますように。
祝日の月曜日。
人生の先輩である祖父母に感謝して。
空に向かってそう伝えます。
いろいろなところでありがとうが伝わる日に。
さぁ、今週も頑張っていきましょう。