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相手に思いを寄せる

9月に入りましたね。
毎年、時が経つにつれ言ってしまうのですが、、、

いやー、今年も過ぎるのが早い。

年が明けたかと思ったら、さくら見て、夏が来て、そしてもう秋。
長崎の夏は「おくんち」と言われる伝統的なお祭りまで続きます。最近は。
そう。ずーっと暑いのです。
そして、急に寒くなりますので「中間服」というものが我々には無いような気がします。

さて、この仕事を始めてから組織に属する方から組織内のコミュニケーション不足について、ご相談を受けることが多数ございました。
みなさん悩んでいらっしゃるなぁと。
日々、そのことについて思いを深めていくうちに、プライベートにおいてもふと考察するようになりました。

コミュニケーション不足解消のためのスキルやコツは多数あるのですが、最も大事なことはただ一つ。

「相手に思いを寄せる」

こと。

会話のキャッチボールが返ってこない部下や話しかけにくい上司、
言葉の掛け違いで喧嘩の多いご夫婦、親子関係、
習い事のコーチと生徒、などなど。

その関係性は様々ですが、なかなかうまくコミュニケーションが取れない関係性の中では

「自分のためにたくさんのフォローをしてくださっているかもしれない」
「実は大きな悩みを一人で抱え込んでいるのかもしれない」
「緊張と不安の中、がんばって仕事をしてくれている」
「本当はこんなことで悩んでいるかもしれない」

 ・・・

「もし自分がその人だったら」

ということを考える、心と時間の余裕が今の人々には必要だと思うのです。

わたくしのビジネスマナーやコミュニケーションの講座では必ず「挨拶」の大切さを伝えます。

「おはようございます」
「おつかれさまでした」
「ありがとう」

その言葉の裏にいろいろな思いが込められており、そのことを考えながら伝えて欲しいと思っています。
特に「ありがとう」は「有難う」と書きます。

無かったかもしれない、有り難いことをしてくださって感謝しています。

という意味です。

その人の境遇や本当の苦しみはその人にならないと絶対に分からないと思います。
だけど、「相手に思いを寄せる」ことはできます。
そのためにも今一度、身近にコミュニケーションがうまくいってない方へその裏の思いを想像してみてください。

そして、その挨拶ひとつひとつに思いを込めて伝えてみてください。

会社の仲間にもご家族にもあなたの大切な方にも。

さぁ、夏休み明けの最初の月曜日。
わたくしもまた今日からがんばりますよー。

朝の電車やバスの中で、お昼の休憩時間に、そしておくつろぎの時間に
本日もやすもとブログを見ていただき「ありがとう」ございます。
今週もみなさまへの感謝を込めて。