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進むべき道を迷っているあなたへ

生きていると選択をしなければならない時があります。
決めなければならないことがあります。

高校受験、大学受験、就職、結婚、転職、起業・・・
私の中では大きくこの項目になるでしょうか。

未来が見える鏡があれば欲しいかも・・・と何度も思ったことがあります。
たぶんそんなのない方がいいのでしょうけどね(笑)

40歳の時、右のわきの下に大きなしこりがあることに気が付きました。
長崎市の乳がん検診のお知らせが来ていたこともあり、すぐに近くの専門の病院へ。
大きさと場所が心配とのことで、精密検査を受けに大学病院へ。
その時に医師からは悪性(乳がん)の可能性があり、確率的に50%だと言われました。
まぁまぁ高いな、と初めて恐くなりました。

そこから皮膚を少し切開して細胞の検査をしたり、MRIを取ったり・・・。
3か月ほど時間がかかりました。

その3か月間。
もし悪性でなかったら、手術をしなくてもよかったら・・・

自分が本当にやりたいことをしよう
人の役に立つことをして、自分が生きてきた軌跡を少しでも残せるようにしよう、と。
そう決めました。

「最終診断結果のときはご家族と一緒に」と言われ、主人が休みをとって付き添ってくれました。

結果は、良性のしこりということで経過観察になりました。
「まだ生きられる」そう思って、主人が仕事に戻ったあと一人で泣きました。

以前もこちらに書いたことがありますが、私が敬愛するAppleの創始者 故スティーブジョブズ氏はこう述べています。

Your time is limited, so don’t waste it living someone else’s life.
(あなたの時間は限られている。誰かほかの人の人生を生きる時間にして無駄に過ごしてはいけない)

And most important, have the courage to follow your heart and intuition.
(そして、もっとも大事なことは本能と心の声に従う勇気を持つことだ)

They somehow already know what you truly want to become.
(彼らは既にあなたが本当にどうなりたいのか知っている)

そして、令和5年のコロナがやや終息した年の東京大学の入学式のスピーチでパンデミック対策の一人者グローバルファンド 馬渕氏はこう述べています。

「人生は日にちに換算すると、3万日しかない」と。
10歳で約3千650日、20歳で7千日。
やすもとはすでに約1万7千日生きました。

馬渕さんもおっしゃっているように20歳からの40歳までの7千日は驚くほど速く過ぎていきます。
残念ながら人生には限りがあります。
思ったより時間がないのです。

せっかく生きる人生ならば楽しく。
すべての答えはあなたの心の中に。
そして、選んだ人生を正解にしていくのもあなたの心の中に。

何がしたいかわからないとき。
朝目が覚めて、ふと上を見上げたとき。
一番にそのことを思い浮かべたら。
きっとそれは好きなことなのだと思います。

「人を想う」ときも同じですね。

一度きりの人生を楽しく。
心からそう願います。

良性のしこりとわかってから、2年後、事業を起ち上げました。
わたしの軌跡を残すために。

コミュニケーションlab長崎は生かされていることに感謝し、これからも「誰かのいつかの力になる」を目標に一人でも多くの方の力になりたいと考えています。

子供たちは二学期が始まりましたねぇ。
少し涼しくなってきたでしょうか。

今年も残り四か月。
夏の疲れが残る月曜日です。

今週も頑張っていきましょう。