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野球少年に戻ったような気持ち

本日のタイトルは、昨日、MLBワールドシリーズでMVPに選出されたドジャース・山本由伸投手のゲームセット直後の言葉です。

一昨日、久し振りのゆっくりの土曜日。
テレビをつけたら朝からワールドシリーズが放送されており、娘と一緒に見ました。

先発マウンドを任された山本選手の緊張した表情がカメラに映され、その僅かな不安の中に何とも言えない強さを感じた表情がとても印象的でした。
あまり野球に詳しくない私ですが、「山本選手のような一流の選手でも緊張するんだー」と驚きました。

同じ一流のプロでも大谷選手には緊張する表情をあまり見たことがなく(気づいたことがないだけかもしれませんが)、
山本選手のその人間らしい表情にどこか親近感を持ちました。

テレビで山本選手のベンチの様子が映し出された際に興味深かった点がもう一点。
黒色のノートを開いており、それを真剣な面持ちで見ていました。
「由伸ノート」
幼いころからその日の作戦を手書きで書いてきたノート。
そのノートをじっと見つめていました。

人間らしい。とても丁寧でそしていくつになっても真っ正直で野球が大好き。
そんなことを僅かな時間で感じとることができました。

だからこそのMVP。松井秀喜選手以来、日本人で史上二人目とのこと。

幼いころからの努力はこのワールドシリーズを以ってして、また花開いたのだ、とそう思いました。
9回、延長11回、2度のピンチを切り抜けた彼はゲームセット時の気持ちを試合直後にこう語っています。

「何を投げたか思い出せないような興奮。野球少年に戻ったような気持ち」

と。人は好きなことをつきつめると、あのような顔ができるのだと思いました。

そして、いつか私もまたそのような顔をしたいと思いました。
いくつになっても。

好きなことのプロになる。
今、行っていることを好きになって、そしてプロになる。

何かを極める一番近道な方法だと確信しています。

いつか「良い顔」ができるその日のために。
コミュニケーションlab長崎は11月も学びの秋のお手伝いをいたします。

本当にとっても寒くなってきましたね。
「秋」ってどこにいったんでしょうね。
好きな季節なんですけど。

体調崩しやすい季節でございます。
良く食べて良く寝て、お健やかにお過ごしください。

さぁ、今週もがんばっていきましょう。