あれ?今日って何日だっけ?と今朝カレンダーを見たら、そうそう今日は七夕ですね。
毎年、七夕というと雨の日が多く、近年は全国各地でも豪雨被害に見舞われた季節でありました。
なぜ短冊を飾るのが笹の葉なんだろうと思い、いろいろ調べてみました。
いくつか説があるようですが、一つは抗菌作用があるということ。
食べ物が傷みやすいこの時期にお供え物の下にひくなどして抗菌していたことと、そして、心の汚れも払拭してくれるという意味があるようです。
そして、もうひとつ。
雨の日も風の日も雪の日も丈夫にまっすぐに伸びて育ち、丈夫な植物であったことから神事に使われることが多かったそうです。
確かのあの笹の香りはなんともスッとするようなすがすがしい香りです。
新潟名物の笹団子を頂いたときのことを思い出します。
客室乗務員の仕事をしていた頃、月の半分は各地に泊まっていました(ステイと言います)。
春夏秋冬を通してその地方の行事に触れたり、美味しいものをいただけたことは良い思い出で良い経験になりました。
仙台では10メートルもある笹飾りがアーケード一面に吹き流しとして飾られていたことを思い出します。
初めて見たときに、その壮大さに圧倒された記憶があります。
20代でしたが吹き流しにジャンプしたら届くのではないかと、飛んでみたこともありました(笑)
各地には美しい文化が根付いており、その美しさを知るということもまた興味深いことありました。
数日前、娘が国語の勉強をしていて、その問題集の中に
「さぞや」「せつに」の言葉を使って例文を書きましょう。
とありました。
むむ。難しいな。と娘と一緒に考えて
一年に一度しか会えず織姫と彦星は「さぞや」会いたいことでしょう。
七夕の日が晴れることを「せつに」願う。
と書きました。
今夜の長崎も晴れそうです。
星が見えるでしょうか。
ところで織姫様と彦星様は結婚して何年目?
少し離れたくらいの距離がちょっといいと思い始めてる?
などと邪推なことを思い浮かべながら(笑)星を眺めてみます。
そして、僭越ながら仙台を始め各地の七夕まつりが盛大に行われますように。
まつりが盛大に行うことができるような天災や世界各地の戦争がなくなりますように。
来月訪れる長崎の祈りの月に向け、本日の七夕の日にそう願います。
あなたは今日、何を願いますか?
忙しい毎日、暑さになかなか疲れが取れないけれど、今夜ふと空を眺めて願いを込めて。
そんな時間がありますように。
さぁ、今週もがんばっていきましょう。