週末、下の子の部活の付き添いで佐世保まで遠征に行きました。
決勝戦まで残り、ベンチ保護者としてお手伝いに入っていたときのこと。
ベンチ裏の控室にチームTシャツを着た小さな子たちが。
少しだけ顔を出して、こちらを見ていました。
対戦相手のチームの子ではなさそう。と思いながら、試合の合間に「やっほー」と声をかけてみました。
始めはキョトンとしていた小学校1年生ぐらいの二人組。
にっこり笑ってベンチの仕事に戻ろうとした私に、「やっほー」とにこにこしながら声を返してくれました。
「どこのチーム?」
「○○」
「あっ、もしかしてオフィシャルしてくれてる?」
「そう」
「ありがとう。帰るの遅くなってごめんね」
と、少しの間ですが会話をしました。
私の講義でも良くお話することですが「コミュニケーションは2WAY」です。
自分が投げたボールを相手がキャッチしてくれて、そのボールを返してくれる、そのことが相手と意思疎通を図るために大事なことです。
初対面の方と話をするのが苦手な方は是非、相手の話を復唱することから意識してみてください。
「だいぶ秋になって朝夕は涼しくなりましたねぇ」
「本当にだいぶ涼しくなりました」
とか、
「昨日の世界陸上のリレーすごかったですね」
「ほんと、昨日のリレーはすごかったです」
とか。
傾聴の手法の一つでありますが、相手の話を反復すること、これも雑談力のテクニックです。
また、ビジネスにおいても指示を出す方も出される方も一方的にならないように質問をしたり、「復唱します」と言って指示の確認をしたり。
お互いがボールを投げ合ってキャッチして。
そうやって相手の意図を確認していくことがエラーの発生をなくす、大事な手段です。
あなたは相手の言葉のボールをきちんとキャッチしていますか?
そして、そのボールを返していますか?
ちょっとしたコツでもっと生きやすく楽しくなる。
そう信じています。
今朝はクーラーも扇風機もいらないくらいの長崎です。
長崎のお祭り「おくんち」までは長崎は暑いので、体調には気を付けようと思います。
季節の変わり目、みなさんもお体大事に。
さぁ、今週もがんばっていきましょう。