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ANAに入社希望した理由~入社試験までのはなし

今回はやすもとがなぜANAを受験しようと思ったか、そのきっかけと、入社試験の内容についてお話します。

就職活動中にANAが2年ぶりに新卒を採用すると知って、まずは情報を入手しようと公式ページにアクセスしたところ、
「ANAはあなたに会いたいから、書類選考はいたしません」
という文字が目に飛び込んできました。

当時は書類選考のため何社か履歴書などを送るも、合格者のみに通知という会社がほとんど。
不合格になった私にはなんの連絡もなく、期日が過ぎて「あー、落ちたんだな」と思う空しい時間を過ごしていました。
そんななか、人も費用も日数も必要にもかかわらず、ANAは「あなたに会いたい」と言ってくれたわけです。

グッと心を奪われました。

現在は書類選考やWEBテストなど行われているようですが、2002年度採用当時は、書類選考はなく、
直接、履歴書を持って試験会場で面接を受ける、というものでした。

心に決めた以上は、「会いたい」と言ってくれたANAに失礼がないよう、そして大学の学部の名に恥じないよう企業研究を重ね、
自分に何ができるか、どうしていきたいか、当日までに考えをまとめました。

試験当日、試験会場にはたくさんの人がいて、中央に螺旋階段のある訓練施設と併設した会場の、そのスケールの大きさに圧倒されました。
と、同時に自分がどこまでできるか胸が高鳴るような感情を持ったことも記憶しています。

内定をいただくまでに4度、試験を受けました。
一次試験は履歴書を持って、3人1グループのグループ面接。
その後、二次、三次試験ではSPI試験や英語の筆記テスト、面接時に面接官の前で英語のアナウンスを読むテストや、
平衡感覚なども含めた身体測定などもありました。
最終面接は役職が上の方と個人面接。大学の成績表を持参することが決められていました。

内定のお電話をいただいたのは、平日の夜20時頃だったと記憶しています。
合格できた喜びよりも先に、驚きの方がほとんどで、空の仕事をする、という実感が湧いたのはもう少し後のことでした。

選んでいただいたからには、しっかり働く、何度も空を見て決意した大学生活最後の秋でした。