これは独自の経験によるものですが、5人集まれば一人は気の合わない方がいらっしゃるのではないかと思います。
所属部署やプロジェクトチームなど、その規模にもよりますが、たいてい10人から15人くらいのグループが多いのではないでしょうか。
そうすると周りにいつも3人は気の合わない人がいるーそういう計算になります。
母親になって職場とはまた別に「保護者」というグループに所属しなければなりませんでした。
おかげさまで良い方にばかり恵まれましたが、時に「噂話」というのはつきまといました。
「あの人は~らしいよ」というどちらかというと悪い噂を聞くことの方が多かったように思います。
わたしはそう言った中に入るのはあまり好きではありませんでしたので、噂話をする方々とは一線を置き、
凛とすることを意識して一人でいることもありました。
ただ話しかけられたら笑顔で話し、困った方がいらしたら助けに行くことを意識していました。
「ブレない自分でいる」ーこのことはとても大事だと思います。
「あの人、ちょっと口調がきついって言ってたな・・・」
「言葉を少しでも間違えるとすぐ指摘されるらしい・・・」
そのような疑心暗鬼がご自身のパフォーマンスを下げているのではないかと思います。
自分の目で見て感じたものを信じる、このことがブレない気持ちでいられるコツではないかと思うのです。
残念ながら人はすべての方々と相性がいいわけではありません。
個性があり、とりまく環境があり、それぞれの感情があり。
だからと言って、自分のものさしで集団で他者を批判することは最も醜いことだと思います。
合わない人は合わない。
だけど、攻撃はしない。
そつなく回避する術を学ぶ。
人と付き合う上で大切なことと学んでいます。
長崎出身の歌手、美輪明宏さんはこうおっしゃっています。
「せっかく口から出す言葉なら、宝石のような言葉を出しなさい」と。
宝石のような心を胸に。
今週も素敵なあなたで。